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[要約/レビュー]『図解 2割に集中して結果を出す習慣術 ハンディ版』(古川武士)

投稿日:2019年12月6日 更新日:

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『図解 2割に集中して結果を出す習慣術 ハンディ版』(著:古川 武士、刊:ディスカヴァー・トゥエンティワン)の書評です。著者によると、仕事ができるようになる秘訣はすべてのことに全力投球するのではなく、力の入れどころと抜きどころを見極めて、限られた時間で最大の結果を出すことだといいます。「努力しているのに結果が出ない」と悩んでいる人にとって、本書の内容はとても有用でしょう。33の項目をイラスト付きでわかりやすく紹介しています。

『図解 2割に集中して結果を出す習慣術 ハンディ版』の要約/レビュー

要約

  • 「完璧主義思考」ではなく「最善主義思考」になろう
  • 完璧主義には大きく分けて3つの傾向がある
  • 理解することは簡単、しかし実行しなければ意味がない

完璧主義の3つの傾向とは、

  1. 二者択一の判断
  2. 過度の理想主義
  3. 否定の恐怖

です。

本書のはじめに自分が3つのうちどの傾向が強いか、
チェックする診断があります。

私の場合、3つ目の「否定の恐怖」がダントツで一番でした。

「否定の恐怖」の傾向が強い人は、

人からの拒絶や評価を気にしすぎるあまり、空気を読みすぎて行動できなかったり、決断できないことがあります

ということです。

この私が抱える問題を解決するために、役に立つような考え方を紹介していきたいと思います。

完璧主義:丁寧すぎてスピードが遅い
最善主義:多少粗いがスピードが早い

仕事に時間がかかればかかるほど、
依頼者の期待値が上がっていきます。

逆に、仕事のスピードが早ければ、
多少の粗さは許容して、喜んでもらえることが多いです。

そのため、スピードは仕事の評価を決める大きな要素の一つとなります。
形式にはこだわらずに、スピードアップできることはないか考えましょう。

完璧主義:まとまった時間で仕事をする
最善主義:スキマ時間で細切れ仕事をする

みなさんは外出時に仕事があっても
「帰ってからゆっくりやろう」
と考えることはありませんか?

私はいつもそう思っています。
そもそもスマホをこまめに使う習慣がないので、
PCで落ち着いて仕事ができる時にしか、
仕事ができないと考えていました。

しかし残業が少なく、効率が良い人は、
ちょっとしたスキマ時間を上手に利用しているのです。

どんなに忙しい人でもスキマ時間を見つけることは、
必ずできるはずです。
まずは自分の行動をきちんと把握することから始めましょう。

完璧主義:着手が遅く先延ばしする
最善主義:小さくはじめてすぐやる

私は夏休みの宿題を最終日に一気に終わらせるタイプでした。
その習慣はなかなか直すことが難しいです。

しかし、本書では良い解決法が説明してあります。
それが「チャンクダウン」と「ベビーステップ」です。

チャンクダウンはある行動を細かいステップに分けることです。
ベビーステップは最初の一歩の心理的ハードルを下げることです。

これらの方法を上手に活用するば、
長年の悪癖も改善することができるかもしれません。

完璧主義:いきなり完璧を目指す
最善主義:まずたたき台をつくる

完璧主義の人は細かいところまで始めから作り込んでしまいます。
そのため、後から修正する時に時間切れになるということがよくあります。

それに対して、「プロトタイプ(試作品)思考」と呼ばれる考え方では、
最初に大枠のたたき台を作り、それをどんどんブラッシュアップしていきます。

この方が軌道修正にかかるコストを下げ、効率的に作業を完了することができます。

完璧主義:自分を許せない
最善主義:自分にOKを出せる

完璧主義者は少しミスを指摘されただけでも、
自分が全否定されたような気持ちになり、自己嫌悪に陥ります。

一方、最善主義者はミスに対して反省はするものの、
同じミスを繰り返さないように改善する方法を考えます。

どちらが建設的な考え方であるかは一目瞭然ですね。
すぐに思考を変えることは難しいですが、
少しずつ自分の意識を変えていくと良いでしょう。

完璧主義:八方美人になる
最善主義:一部の人に圧倒的に支持される

これは「否定の恐怖」に該当する人が抱えやすい問題です。
このような人は、全員に認められないと不安になります。
少しの批判や悪意に、大きく落ち込んでしまうのです。

これを変えるには、嫌われることや否定されることを
ある程度まで許容する考えたを持つ必要があります。

新しいことをやろうとすると、
必ず反対する人や陰口をいう人が現れます。

しかし、支持してくれる人も必ず現れます。
そのような人を大切にして割り切りましょう。

こんな方におすすめ

  • 今日から実践できる「最善主義思考」に興味がある人
  • 自分は完璧主義だという自覚がある人
  • 文章だけの本は苦手だが内容に興味がある人

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あとがき

本書はとても読みやすいように工夫されているので、本をあまり読まない人も気軽に楽しむことができます。全部の内容が実践できなくても、この中からいくつかの考え方を習慣にすることができれば大成功だといえるでしょう。

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